鉢巻ジャイロは受からない

ポケモンのことをかく

剣盾シーズン18使用構築 雪国ゴヨウランド 最終63位 レート2044

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目次

1.前書き

2.構築経緯

3.コンセプト

4.個体紹介 

5.後語り

 

1.前書き

皆さんランクマッチシーズン18お疲れ様でした。くみひもと申す者です。

今季はくみひも・トム兄貴・霍青娥の3つのTNを使用していました。

初の2ROM20フィニッシュ及び最高順位の更新ができました。

今まで組んだ中で最も納得のいく構築が組めたので、記事を書かせていただきます。

 

2.構築経緯

環境に多い≪こだわりスカーフ≫持ちのカプ・レヒレ連撃ウーラオスウオノラゴンに対し上から処理をすることが可能で、かつ≪とんぼがえり≫により対面操作及びエースバーンに対し≪きあいのタスキ≫をケアしつつダイマックスを確認してから受け駒に引くことが可能であることを評価して≪こだわりスカーフアーゴヨンアーゴヨンを採用。

次に、アーゴヨンが明確に不利であるブリザポスヒードランポリゴン2等に対して有利であり、≪とんぼがえり≫から繋いで火力を押し付けて容易にサイクルを崩すことが可能な≪こだわりハチマキ連撃ウーラオスf:id:kurukuru_syati:20201001154311p:plainを、

ダイマックスしたエースバーンに対する受け先として、≪オボンのみ≫≪つるぎのまい霊獣ランドロスf:id:kurukuru_syati:20210601085412p:plainを採用。

ここまででサンダーラグラージテッカグヤ辺りのポケモンと、受け回しの対応が厳しかった為、アローラキュウコンf:id:kurukuru_syati:20201101115937p:plainパッチルドンパッチルドン採用。

 

最後に、環境に初手ダイマポリゴン2が多かったことと、サンダーに対する引き先がいなかったことから、≪たべのこしヒードランヒードランを採用した。

 

3.コンセプト

アーゴヨンとウーラオスで圧力をかけ、先に相手にダイマックスを切らせてランドロスヒードランで枯らす。

・火力の押し付けとヒードランの定数ダメージで相手を削り、エースを通す。

・霰下のパッチルドンで暴れる。

 

4.個体紹介

 

f:id:kurukuru_syati:20201001154311p:plain連撃ウーラオスこだわりハチマキ

特性:ふかしのこぶし

ようき:175-182(252)-120-x-81(4)-163(252)

すいりゅうれんだ/インファイト/れいとうパンチ/かみなりパンチ

(最終日にとんぼがえり→れいとうパンチに変更)

-調整

・AS特化余りB

 

タイプ一致技が連続技かつ確定急所であり、特性により守るも貫通できるという、圧力の塊みたいなポケモン

環境にいるのがほとんどこだわりスカーフ持ちである為か、鉢巻があまり警戒されず、EASYWINできたことが何度かあった。

技に関しては諸説。とんぼがえりは低速ポケモンダイマを見てから行動を決められるのがとても偉かったが、最終的にはカイリュー・ドラパルト・サンダーに刺さるれいとうパンチを選んだ。

性能が本当に自分好みすぎた。

 

f:id:kurukuru_syati:20210601085412p:plain霊獣ランドロスオボンのみ

特性:いかく

いじっぱり:184(156)-209(196)-112(12)-x-101(4)-129(140)

じしん/そらをとぶ/いわなだれ/つるぎのまい

-調整

・HB A実数値168の珠リベロエースバーンのダイジェット(とびはねる媒体)でオボン確定発動。

A実数値184の珠リベロエースバーンのキョダイカキュウを受け出しから オボンのみの回復+ダイマックスによるHP2倍 込みで2回耐える。

・A11n ダイジェット、ダイアースでH252しんかのきせきポリゴン2に対して乱数2発(93.7%)

・S +1で最速アーゴヨン+3

 

ASに寄せたオボン剣舞ランドロス

元々はもっと耐久に寄せた型で使用していたが、後手でダイマックスを切った際にH特化ポリゴン2後出しから再生連打でダイマックスを枯らされる展開が何度かあった為、火力重視の調整で運用した。

 

f:id:kurukuru_syati:20210601084030p:plainアーゴヨンこだわりスカーフ

特性:ビーストブースト

ひかえめ:148-x-93-196(252)-94(4)-173(252)

りゅうせいぐん/ヘドロウェーブ/かえんほうしゃ/とんぼがえり

-調整

・CS特化余りD

 

初手要因兼スイーパー。

相手がスカーフケアを怠った際にEASYWINできるのがとても強かった。

調整に関しては控えめだと+2最速パルシェン、+1最速カミツルギなどが抜けなくなるが、控えめでないとウーラオスに対する流星群の乱数が怪しくなるため、仕方なく控えめで運用していた。

 

f:id:kurukuru_syati:20210601090504p:plainヒードランたべのこし

特性:もらいび

おだやか:193(212)-x-126-150-173(252)-103(44)

マグマストーム/おにび/ちょうはつ/まもる

-調整

・H 16n+1

・D 特化 S余り

 

特殊受け。

元々は残飯以外の回復手段がない上に命中不安技を打たなければいけないことから採用を躊躇していたが、いざ使ってみるとタイプの優秀さ、数値の高さ、技の性能全てが強力で構築から外せなくなった。

 

f:id:kurukuru_syati:20201101115937p:plainアローラキュウコンこだわりメガネ

特性:ゆきふらし

おくびょう:149(4)-x-103(60)-130(228)-121(4)-171(212)

ふぶき/フリーズドライ/ムーンフォース/サイコショック

-調整

・HB A実数値182ウーラオスインファイト確定耐え。

A実数値200ウーラオスインファイト12/16耐え、すいりゅうれんだ15/16耐え。

・S 最速ウツロイド+1

・C 余り D端数

 

霰撒き要因。フリドラの一貫がある並びが多いと感じた+火力アップアイテムを持たせない限りラグラージをワンパンできないことから眼鏡で採用。

構築単位でウツロイドが重かった為サイコショックを採用し、素早さもウツロイドを抜けるまで振った。確定で落とすことはできないものの、耐えられてもアーゴヨンで処理しつつビーストブーストを発動させるという動きが可能。

特性すなかきのポケモンに対して天候を奪うといった動きもできて、単体でも十分に活躍してくれた。

また、いるだけで相手が壁展開を嫌ってエースバーン、スカーフウーラオス・ウオノラゴン、鋼タイプなどを初手に置いてくることが多い為、連撃ウーラオスアーゴヨンを合わせることで自分のやりたい動きを通すことができた。

 

f:id:kurukuru_syati:20210601090010p:plainパッチルドンいのちのたま

特性:ゆきかき

ようき:165-152(252)-110-x-101(4)-117(252)

でんげきくちばし/つららばり/けたぐり/じだんだ

-調整

・AS特化余りD

 

ランドロスカプ・レヒレ辺りの並びにめっぽう強いポケモン

火力は足りないが準速テッカグヤの数が増えたこともあり、最速で使用。

舐めた選出をされることが多く、エースバーン入り以外にはしっかり活躍してくれた。

 

5.後語り

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終結果は、メインROM63位 レート2044、サブROM144位 レート2006 でした。

最近思うような結果をなかなか出せず苦しんでいましたが、今季は自分で納得がいく構築を組むことが出来、また最高順位の更新と2ROM2000達成できたこともあって、本当に嬉しかったです。

また、試合数もかなりこなした為、有名強者とも対戦することができ、良い経験になりました。

今後はポケモン以外のことにも取り組みたいと思っている為、ほとんどランクマッチには潜らないかと思います。

 

Special thanks

名前を(勝手にですが)使わせてくださったトムさん

仕事とランクマッチのモチベーションをくれた大田邦良さん

パッチルドンの個体を提供してくださったぐらんさん

構築相談にのってくれためろくん

最終日まで通話をしてくれた窓の皆さん及び新田家一同

 

本当に、ありがとうございました。

 

 

👍🥴💪

ナイス!