鉢巻ジャイロは受からない

ポケモンのことをかく

第4回杜のヨウカン使用構築 ガケガニカエンジシ展開

こんばんは、稲葉と申すものです。

以前はくみひもとかアークライトとか色々なハンネで活動していました。

今回、せさるさん主催の第4回杜のヨウカンというオフ会にて、3位という結果を出すことができた為、記念に記事を書かせていただきます。

 

構築と持ち物、技構成など

f:id:kurukuru_syati:20230219041243j:image

 

構築経緯

使用率が高く、受けが効きづらいハバタクカミに有利に立ち回れそうなポケモンとして、HD残飯欠伸カエンジシを採用。

次に、欠伸カエンジシを使う以上ステルスロックを構築に組み込みたいと思い、環境があまり固まってないからこそワンチャンありそうな襷ガケガニを採用。

ステロ欠伸の展開から繋げるエースとして、地面とフェアリーで殆どのポケモンに等倍以上で殴ることができ、素早さも高い積みエースとしてSブーストイダイナキバを採用。

ヘイラッシャやラウドボーン等、イダイナキバを倒せない相手に対して、崩しを行える眼鏡妖テラスハバタクカミを採用。

最後に、相手のビルドコノヨザルやビルドイダイナキバに先に展開された時の解答が存在しなかった為、HBゴツメヘイラッシャを、催眠の一貫を切れて、キョジオーンやクエスパトラに対し不利対面を作られた際の引き先になり、受け崩しの性能まで備えた隠密ショックサーフゴーを採用し構築完成。

 

個別解説

ガケガニ:陽気AS

ステロを撒かないと始まらない場合が多い為、殆どの試合で選出した。

サーフゴー、ハバタクカミなどに対し特性と襷で有利に立ち回ることができ、蜻蛉やニトチャから来ないテツノドクガ、クイタン以外の技から入ってきたテツノツツミにも戦える。

噛み合えば我武者羅でキツめなヘイラッシャ、カバルドンを大幅に削ることもできる。

堪えるを採用する事で特性の発動をより確実に行えるが、今回はイダイナキバと組むことを考えて、カバルドンやヘイラッシャにワンチャン残せる我武者羅を採用した。

怒りの甲羅を発動させずに倒されたり、ドドゲザンやテツノカイナといったこちらからの有効打が無いポケモンに身代わりを張られると何も出来なかったりしたのがきつかった。

今回はヌシ個体(個体値6U)に王冠を使って使用したが、耐久の個体値を下げ、性格補正までかけることで、臆病AVテツノツツミのクイックターンで中乱数ではあるものの発動したり、炎テラスや眼鏡ハバタクカミのマジカルフレイムでも確定で発動させたりすることが可能な為、そっちの方が良いかもしれない。

 

カエンジシ:穏やかHD

使用感こそ悪くなかったが、ガケガニ+Sブーストイダイナキバでハバタクカミにはそこそこ有利に立ち回れた為、ハバタクカミ以外にかなり刺さりにくいこいつは構築と噛み合って無い気がした。相手にハバタクカミを出されなかった場合、活躍できないことが殆どで、実際出した試合は大体負けた。

キョジオーンとコノヨザルに本当に無力なので、使うなら隠密サーフゴーなどと組ませたい。

 

イダイナキバ:陽気DS

ヘイラッシャ等が居ない構築に対する刺さり方が尋常じゃなく、殆どの試合で選出した。

出た瞬間にほぼ型がバレるのがきついが、選出画面では相手からしたら襷や鉢巻、Aブーストまで考えさせられる為、全対応がかなり難しく強いポケモンであると思う。

ステロ欠伸展開から繋げるエースではあるが、元々の耐久が高すぎて無起点でも全く問題なく戦える性能をしている。

身代わりはキョジオーン対策や、相手がテラスタルを切るかどうかの様子見等に使えるが、この構築においてはガケガニがカバルドンを呼ぶ為、挑発の方が合っていたかもしれない。

今回は地震じゃれつくで使用したが、テラス前提かつ火力不足に陥る可能性こそあるものの、神速、ポディプレスが無効になる、ゴツメに触らず殴れる、浮いてる相手にもほぼ確実に等倍以上で殴れるといったメリットがある、ゴーストテラバ+インファで運用するのも良いかもしれない。

 

ハバタクカミ:控えめH4-B212-C76-D4-S204

調整

HB:特化鉢巻カイリュー地震最高乱数切り耐え

C:妖テラスムンフォでH4カイリューが81.2%、等倍の無振りガブが確定で落ちる。
S:最速サケブシッポ+2

今の環境で最もアツいと思っているポケモン。無効化されないタイプの高火力技を押し付けられるのが非常に強力。

サーフゴーにサイコショックを採用する以上、カミにも同じ技を入れる必要はないと判断し、隠密サーフゴーだけではギミック構築に対する耐性が足りていないと感じた為、滅びの歌を採用した。

 

ヘイラッシャ:腕白HB

この枠は一度しか選出していない上、出した試合では活躍できなかっ為、もっと良い枠あるかもしれない。

ただ、この構築自体完成度が低い為、変えるのならこの枠だけで無く、他の枠も合わせて変えるべきに思える。

 

サーフゴー:控えめH212-C132-S164

調整

HB:A無振りヘイラッシャ、キョジオーンの地震確3

HD:サザンドラの特化悪波確定耐え、ステロ+臆病C252サーフゴーのシャドボ最高乱数切り耐え

C:ステロ+シャドボでH4サフゴが93.7%、H4ハバカミが75%で落ちる

S:準速ガッサ、無振りガブ+3

バトン構築やキノガッサ入り、受け回し等、特定の構築にしか投げない。

選出率こそ低かったが、出した時はとても活躍してくれたので、間違い無く構築に必要なピースだった。

受け崩し性能を上げる為に火力に寄せたが、自己再生を切っている為耐久不足で困ることは余り無く、火力振りがきっかけで勝てた試合がそこそこあったので、これも正解だったと思う。

 

基本選出

ガケガニ+ハバタクカミ+イダイナキバ

対受け、バトン:サーフゴー+ハバタクカミ@1

 

使った感想

ランクマで数戦、大会で予選5試合、本戦14試合使った訳だが、ガケガニとカエンジシが頑張れていたかと考えるとかなり微妙だった。

まずガケガニだが、ステロだけ撒いて退場、岩石で相手の襷持ちに岩石打っただけで退場、技範囲の狭さから起点にされる等、他のステロ撒きならもうちょっと仕事出来てただろってことが滅茶苦茶あった。

またカエンジシは、個別解説にも書いた通り構築に合ってない感が強く、試運転ではそこそこ活躍できたが、大会当日では4試合出して3試合負けと散々であった。

ただ試合こそ負けたものの、準決勝ではかなり活躍を見せられたと思う。おそらく録画されていたはずなので、動画が挙げられたら是非見ていただきたい。

こんな様で何故3位という結果を出せたを冷静に考えると、シンプルにステロ+イダイナキバ+ハバタクカミが強いだけだったのだと思う。

もしこの構築を参考にする人がいるのであれば、ガケガニカエンジシなどは使わずにイダイナキバハバタクカミ@4で組むことをお勧めする。

 

オフ自体の感想

参加申請をした時点では優勝だけを目標にしていましたが、大会当日に強い構築を用意できなかった為、面白いポケモンを使ってあわよくば配信台に映せればという気持ちで取り組みました。

結果、若干運が良かったこともありますが、3位という前回参加した時よりも1つ高い順位結果を残すことができ、大満足です。

決勝トナメでは少しプレイングミスをしてしまうこともありましたが、前回が余りにも散々だった為、まあまあに抑えられてむしろ安心していました。

試合内容以外では、予選で2人、決勝トナメで2人と身内と当たりまくって、ガケガニのやることバレてるのつれーっていいながら何故か全員蹴落としたのがとても印象に残っています。

また、準決勝まで進んだ関係で試合こそ見られませんでしたが、知人が多く参加してかつかなり勝ち進んでいた為、ずっと興奮し続けていました。

以前から会ってみたかった人とも会うことができ、とても楽しかったです。最高のオフでした。

2次会3次会でやらかしたことは多めに見てください…試合やら移動やらで疲れてたんで…

 

最後に、改めて関わって下さった方々、運営の方々、本当にありがとうございました。