第3回時渡り 使用構築 ミミズドオーラオスサイクル
こんにちは、稲葉と申します。
7月15日に大阪で開催されたオフライン大会「第3回時渡り」にて、ベスト4という結果を出すことが出来たので、使用した構築について記事を書かせていただきます。
使用構築
構築経緯
レギュレーションDにおいて解禁されたポケモンの中で、明らかに強いと思っていた連撃ウーラオスを軸に構築を組むことにした。
相方として、ウーラオスがパオジアン・ガチグマ・ランドロス・バサギリ等、有利対面のように見えてテラスタルにより相性関係を逆転される対面において、安定した引き先になりつつ、尻尾切りにより剣舞ウーラオスの展開補助が行えるミミズズを採用。
ウーラオスを通しにくい相手に対し、ミミズズから展開して強い特殊アタッカーとして眼鏡ハバタクカミを採用。
電気の一貫を切りつつ、特殊全般にそこそこ強く、ここまでで重めな相手の連撃ウーラオスに抗える駒としてHB貯水ドオーを採用。
胞子の一貫を切りつつ、ドオーをHBにしている関係上重いツツミやカミなどの特殊に強い駒としてチョッキヒスイヌメルゴンを採用。
最後に早い駒が欲しかったのと、パオジアンやサーフゴーが若干重く感じた為、スカーフイーユイを採用し構築完成。
個別解説
ウーラオス(れんげきのかた)@パンチグローブ テラスタイプ:どく
とくせい:ふかしのこぶし
181(44)-198(236)-122(12)-x-99(148)-126(68)
すいりゅうれんだ/れいとうパンチ/かみなりパンチ/つるぎのまい
調整意図
・HD-テラス時霊獣ボルトロスの臆病眼鏡10万ボルトを確定耐え
臆病眼鏡ハバタクカミのムーンフォースが確定3発
・S-準速ガッサ+4 遅めのウーラオスやカイリューを抜けたらいいな程度
連撃ウーラオスの一番の強みは高い崩し能力にあると考えていた為、剣舞グローブ型で採用した。
テラスタイプはフェアリーと格闘を半減で受けられる毒とした。ハバタクカミなどと対面した際に無理やり居座る動きが出来るようになり、ミラーにも弱く無いのが利点。
尻尾切りから繋げることにより、身代わりを採用せずともドヒドイデやドオー、キョジオーン等に対しての崩しが行える為、その分攻撃範囲を広げ、崩し範囲を広げることが可能。
ハマった時には1体で試合を決めるごどのパワーがあり、とても強いポケモンだと思ったが、調整や技構成などまだまだ開拓の余地があると感じた。
NNはギルティギアの蔵土縁 紗夢から(中国拳法繋がり)。
ミミズズ@オボンのみ テラスタイプ:フェアリー
とくせい:どしょく
176(244)-106(4)-198(116)-x-90(116)-89(28)
ヘビーボンバー/ボディプレス/ねむる/しっぽきり
調整意図
・H4n(カタストロフィでオボン発動、オボンの回復量最大、尻尾切り意識)
・HB-意地鉢巻霊獣ランドロスの飛行テラバーストオボン無しでほぼ3耐え
・HD-オボン込みで臆病ハバタクカミのシャドーボールほぼほぼ2耐え
・S-無振りアマガ+2 アーマーガア、ラウドボーン意識
ウーラオスが草・妖・飛行テラスタル等で無理やり突破されそうな場面での安定した引き先になれる上に、ウーラオスに対して受け出されるカイリューやドヒドイデ、モロバレルなどと対面した時にも有利な展開を作ることができ、非常に強力だった。
尻尾切りという技が滅茶苦茶優秀で、崩し枠のパワーを最大限引き出せる上に欠伸や宿り木への対策にもなりとても使いやすかった。
構築単位でハバタクカミが若干重い為、一応対面したときに勝てる用Dを厚くしたが一度も活きなかった為、素直にHB特化でよかったかもしれない。
NNは病気で時渡りに参加できなくなってしまった某氏から。
ハバタクカミ@こだわり眼鏡 テラスタイプ:フェアリー
とくせい:こだいかっせい
139(68)-x-106(244)-181(76)-156(4)-170(116)
143(100)-x-107(252)-176(36)-156(4)-170(116)
ムーンフォース/シャドーボール/サイコショック/ほろびのうた
調整意図
・HB-A特化カイリューの飛行テラバースト確定耐え
陽気イダイナキバのぶちかまし最高乱数切り耐え
・C-妖テラスムンフォで無振りガブリアスが等倍で確定1発
・HB-陽気連撃ウーラオスの水流連打ほぼ耐え
陽気ガチグマのぶちかまし最高乱数切り耐え
・S-最速ガブリアス抜き
・C-余り
※2023/8/1 使用した調整を誤って記載していた為修正しました。
個人的に眼鏡ハバタクカミはHBベースが一番扱いやすいと思っているのでこの調整を使用。ガチグマのぶちかましを耐えてくれるなど調整が活きる機会は多かった。
残飯ヒードランでハバタクカミの対応をしてくる人が多かった為、かなり眼鏡シャドボが刺さった。
ミミズズやドオー等の受け駒と合わせることで滅びの歌も有効に働く場面がそこそこあった。
ドオー@たべのこし テラスタイプ:みず
とくせい:ちょすい
235(236)-95-123(252)-x-123(20)-40
調整意図
HB-特化グローブウーラオスの+2冷凍パンチ最高乱数切り耐え(H特化でも乱数が変わらない)
D-余り
受け回すよりも攻め駒を通す動きを取りたかったため、ステロ欠伸型で採用。
ウェポンは地震ではなく、身代わりボルトロス対策で壊滅しないように毒づきとした。
身代わり等で欠伸を防がれてしまうとに非常に弱い点と、地震が無いことがバレているとヒードラン対面等で困る点が微妙だが、広範囲のポケモンに後投げが可能で使いやすくはあった。
ヌメルゴン(ヒスイの姿)@とつげきチョッキ テラスタイプ:フェアリー
とくせい:そうしょく
187(252)-120-121(4)-162(252)-187-72
調整意図
HC-特化
D-特殊に受け出せる回数を増やしたかったのでD補正
HB-一撃ウーラオスの特化鉢巻暗黒強打確定耐え
可能な限り命中不安技を採用したくないのでこの構成とした。ハバタクカミ対面でCダウンを引いて際に少し困る部分はあったが、基本的にはあまり困らなかった。
オフでは選出しなかったがランクマでは何度も選出しており、物理耐久もそこそこ高いこともあってかなり信頼できた。
テラスタイプは格闘に強くなりつつ耐性が優秀なフェアリーとしたが、オオニューラ対面などで困った為、虫などでもいいかもしれない。
イーユイ@こだわりスカーフ テラスタイプ:ほのお
とくせい:わざわいのたま
131(4)-x-100-205(252)-140-152(252)
かえんほうしゃ/あくのはどう/オーバーヒート/サイコキネシス
調整意図
・CS特化
テラスタイプは妖半減できてかつ火力を上げられる炎。
連撃ウーラオスは耐久に振っていないと火炎放射2発を耐えない為、タイプ受けが困難な上に、仮にウーラオスと対面したとしてもサイコキネシスがある上、テラスオバヒで75%で突破可能である為、一概に不利というわけでもない。
NNはMH3Gのとあるモンスターの素材から。
基本選出
攻め駒+受け駒2枚
攻め駒2枚+受け駒
ウーラオス+ハバタクカミ+ドオー
攻め駒3枚(ウーラオスにテラスを切ることで対面的に動く)
ウーラオス+ハバタクカミ+イーユイ
最後に
久しぶりの大型オフで、良い結果を残せて嬉しかったです。
ただ、何度も大型オフに出て決勝トナメには大体上がれるものの、一度も優勝できた経験が無いので、今回も優勝できず悔しい気持ちもあります。
今後もオフ大会には積極的に出ていきたいと思っているので、参加される方はよろしくお願いします。
改めて、時渡りにて関わって下さった方々、運営の方々、本当にありがとうございました。